「キャンプに行きたいけど、荷物が多すぎて車に乗りきらない!」

「車中泊をしてみたいけど、キャンピングカーは高すぎる…」

そんなときには軽トラックがおすすめです。本記事では、軽トラキャンプの魅力から快適に出かけるためのコツまで詳しくまとめました。これからキャンパーとしてデビューしたい人、より本格的にキャンプを楽しみたい人はぜひ参考にしてください。

軽トラキャンプの魅力とは

軽トラキャンプには以下の魅力があります。

  • 導入コストが安価だから経済的
  • 多くの荷物を持ち運べる
  • ゆったり車中泊できる
  • 自然を感じられる

荷台には最大で350kgまで(車両・運転手・同乗者を除く)の荷物が積載可能です。大型のコンロ(約10kg)やテーブル(約10kg)、ポータブル冷蔵庫(約35kg)などの重たいものも難なく運べるのでキャンプの幅が広がります。

走行中でなければ荷台に寝袋や布団を敷いて寝てもOK。解放感があり身近に自然を感じられるため、よりアウトドア感を楽しみたい方にピッタリの方法です。

軽トラキャンプの欠点とは

軽トラキャンプには以下の欠点も存在します。

  • 乗車人数が限られる
  • 長時間運転には不向き
  • 居住性がやや悪い

1台の軽トラに乗れる人数は2人までと決まっているため、ファミリー層や友達とのキャンプには向きません。

乗用車に比べて座席が狭く、車両本体も振動しやすい構造のため乗り心地が悪いのもデメリットです。

キャンピングカーに比べれば当然居住性も下がるため、自分で居心地の良い空間になるようカスタムする必要があります。

軽トラキャンプを快適する方法

軽トラキャンプを快適にするには、以下3つの方法を試してみましょう。

  • 自分好みのデザインにカスタムする
  • 幌(ほろ)で居住空間を作る
  • 荷台マットを敷く

それぞれ詳しく解説していきます。

自分好みのデザインにカスタムする

キャンプを楽しむには、見た目からこだわってみるのも一つの手です。

バンパーガードやフォグランプカバーなど、一見キャンプには関係ない部分もいじってみると気分が上がるはず。最近では70年代のイメージしたレトロブームも起きています。

自分好みにカスタムした軽トラで出かければ、ますますキャンプが楽しくなること請け合いです。

幌で居住空間を作る

荷台に幌を取り付けることで、過ごしやすい空間を作れます。フレームを取り付けて幌シートを被せれば、あっという間に居住スペースの完成です。テントを組み立てる手間がかからず雨や風から人も荷物も守ってくれるので、軽トラキャンパーには必需品ともいえます。

軽トラにフレームがない場合は、サンエイストアで販売しているようなフレームとシートがセットになった製品がおすすめ。穴あけ加工不要のものなら簡単に取り付けられるので、カスタム初心者の多でも安心です。

荷台マットを敷く

居住空間を過ごしやすくするには、荷台マットを敷きましょう。床の凹凸をカバーしてくれるので、座ったり横になったりしても体が痛くなりにくいです。トラック走行時の振動も響きにくいので、荷台に乗せた荷物を安全に持ち運べるのもメリットです。

軽トラキャンプに関するよくある質問

最後に、軽トラキャンプに関するよくある質問と回答をご紹介します。

  • 持ち運べる荷物の量とサイズは?
  • 荷台に人を乗せても良い?
  • キャンプに適した軽トラはどれ?

これらの疑問をお持ちの方はぜひ参考にしてください。

持ち運べる荷物の量とサイズは?

軽トラで持ち運べる荷物の量とサイズは以下の通りです。

最大積載量350kgまで (車両・運転手・同乗者の重量を除く)
積載物の大きさ高さ:2.5mまで 長さ:車体の長さの1.2倍まで 幅:車体の幅の1.2倍まで

幌を取り付けた場合、積載物の大きさは幌に収まるサイズまでが限度になります。キャンピングカーの代わりとして使うのであれば、最大積載量を超える可能性はほぼないでしょう。

荷台に人を乗せても良い?

軽トラの荷台に人を乗せて一般道を走行すると、道路交通法違反になります。

また、以下のようなリスクも生じます。

  • 違反点数を加算される
  • 反則金や罰金が科せられる
  • 荷台からの転落や荷物に衝突する恐れがある

安全にキャンプを楽しむためにも、荷台に人は乗せないようにしましょう。

軽トラを使って気軽にキャンプを楽しもう!

軽トラは荷物を運ぶだけでなく、キャンピングカー代わりにもおすすめです。幌シートや荷台マットを使えば、あっという間に居住空間が生まれます。車両にかけるコストも抑えられるので、浮いたお金でキャンプ用品にこだわってみても良いでしょう。

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